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「燕楽水辺の巻」の中ノ口川の舟下りに300人が参加(2005.8.28)

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燕市と大曲河川公園ファンクラブは27日、燕市大曲河川公園で中ノ口川燕市水辺の祭典「燕楽(えんらく)水辺の巻」を開き、手こぎボートなどで中ノ口川の舟下りを行い、約300人の市民らが参加して、ほとんど初めて見る川からの燕市の景色を楽しんだ。

27日行われた中ノ口川燕市水辺の祭典「燕楽(えんらく)水辺の巻」で中ノ口川で川下り

27日行われた中ノ口川燕市水辺の祭典「燕楽水辺の巻」で中ノ口川で川下り

ことし4月にオープンした同公園や川に親しんでもらおうと初めて開いたもので、同公園から燕橋下流の市営駐車場前まで約1キロを10人乗りの手こぎボートやカヌーで川下りを体験してもらった。

ボートから見上げる燕橋

ボートから見上げる燕橋

公園の受け付けには、家族連れなどが途切れなく訪れ、ライフジャケットを着てボートに乗り込み、川下りへ出発。NPO法人新潟水辺の会がボートとメンバー21人を提供し、ボートに同乗して参加者をエスコートした。

川の水は濁り、水が深く、川幅の広い中ノ口川に浮かぶボートは少々、頼りなさそう。しかし、ボートに乗り込んでしまえば、恐る恐る乗り込む人もいたが、慣れるのに時間はかからず、3回、乗船する子どももいた。

川面から見上げる川岸や青空に浮かぶ雲。そして燕市のシンボル、水道の塔を眺め、燕橋の下をくぐりと、慣れ親しんだ風景がまったく違って見え、まさに体験したことのない視点。サギのふん害で悪名高い?中州にも、「サギがいっぱいいるて、ほら巣があるて!」と間近で見るサギの群れに、おとなも子どもも一緒になって感激していた。

燕市の祖母と一緒に参加した岩室小学校4年生高島健資くんは、「いつも見ている町を下から見ているので、すごかった。道路からは見えなかったのが見えた」とはしゃいでいた。