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燕工高自転車競技部がチーム・スプリントで全国制覇し、市長を表敬訪問(2005.8.29)
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秩父宮記念杯第56回全国高等学校対抗自転車競技選手権大会・第50回全国高等学校自転車道路競争中央大会の種目チーム・スプリントで全国優勝を果たした県立燕工業高等学校自転車競技部の3選手が29日、高橋甚一燕市長を表敬訪問し全国制覇を報告した。
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チーム・スプリントで全国優勝した左から本間さん、保科さん、相馬さん
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午前9時半ころに、同自転車競技部3年生の保科圭太さん(18)=新潟市(旧小須戸町)=、本間龍輝さん(17)=分水町=、相馬直樹さん(18)=新潟市(旧西川町)=の3人は、歌代耕平校長、三原英樹顧問とともに市役所を訪れた。
大会は、3、4、5の3日間、千葉県松戸市で開かれた。同部は、3人1組で1周333mのバンクを3周してタイムを競う種目「チーム・スプリント」に県代表として出場した。
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高橋燕市長に成績を報告
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2位に0.6秒差の1分07秒001の記録で優勝。また、トラック競技走行で5位入賞、総合で7位入賞、相馬さんは個人種目の1kmタイムトライアルで4位入賞の成績を残した。
同部創設は、同校創立以来44年目で、過去に個人優勝は2回あるが、団体での優勝は初めて。県勢の全国制覇は26年ぶりとなった。
保科さんと相馬さんは、昨年も同大会に出場し、チーム・スプリントで15位だった。3人はことし、8位以内の入賞を狙っていたが、結果はこれ以上の成績はない優勝の快挙。「まだ、優勝の実感がない」と照れくさそうに話しながらも、「2年間、きつかったけど、やり通せてよかった」と充実感でいっぱいだ。
同校は昨年度、三条工業高等学校と統合し、旧三条工高校舎に新潟県央工業が開校したのに伴い、来年3月で閉校。今の3年生が燕工業高校の最後の卒業生となる。
高橋市長は、「最後にいいプレゼントをしてくれたね」と3人の栄誉をたたえ、10月の岡山国体に保科さんと相馬さんが県代表で出場することから「また、燕の名前を全国にとどろかせてきてください」と激励、活躍に期待していた。
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