新燕市の成人式はアンケート結果から3月に(2005.8.30)

燕・吉田・分水合併協議会の教育委員会は、30日午後1時半から燕市役所で第3回会議を開き、来年3月20日に誕生する新燕市の成人式を来年は3月の第4日曜の26日に開き、その後は3月の第3日曜に行うことなどを委員会の意見として決めた。

30日開かれた燕・吉田・分水合併協議会の教育委員会の第3回会議

来年3月20日に合併する燕、吉田、分水の3市町では、燕市は3月の第3日曜、吉田町と分水町は8月15日にそれぞれ成人式を行っている。

合併に伴って設置された現在の法定協議会の前身、任意協議会では新市の成人式を8月15日としたが、関係業界などが強く反発。そのため、今年度の3市町の新成人で出席者を対象にアンケートを行い、同協議会で再検討することになった。

この日の会議では、事務局がアンケート結果を報告。アンケートの設問は、開催時期や内容、企画、運営、記念撮影などで、3市町の対象者1,035人のうち36.8%（381人）が回答した。

3市町の成人式のアルバム

開催時期は「春（3月～5月）」「夏（8月15日）」「その他」の3つの回答のうち、春が66.8%（254人）と最も多かった。市町別でも春と答えた人が最も多く、その割合は燕市87.0%（148人）、吉田町52.8%（66人）、分水町47.0%（40人）だった。

また、事務局は5月3日とする専門部会案も説明したが、委員からは5月は農作業の繁忙期、8月は21歳になっている人が多い、近郷の成人式は3月が多く、年度末で学生が出席しやすいなどの意見があり、3月の開催を決めた。

燕市は3月の第3日曜に開いているが、来年のその日は合併前日になるため、来年に限って第4日曜の3月26日とし、それ以降は3月の第3日曜と決めた。

会場は県央地域地場産業振興センターを検討したが、来年はすでに予約が入っていて使えないため、今後、燕市民体育館などほかの施設を検討することにした。この日、決まった成人式の内容は9月29日の第7回合併協議会で報告し、承認を受けて正式に決まる。