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三条消防が全国消防技術大会のロープブリッジ救出で3位のタイムで入賞(2005.8.30)
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三条市消防本部(堀内俊夫消防長)は25日、埼玉県さいたま市で開かれた第34回全国消防救助技術大会の団体種目、ロープブリッジ救出で東北地区支部代表として出場し、3位のタイムで入賞した。
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表彰状を手に左から三条市消防本部の丸山副士長、原田消防士、井上士長、赤塚士長
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ロープブリッジ救出は、4人1チームで出場。ロープを渡って要救助者を牽引、救助する種目。所要時間内で協議し、安全性や確実性、速さを競った。
同本部から出場したのは、赤塚健太郎士長、井上稔士長、丸山隆夫副士長、原田裕樹消防士の4人のチーム。先の県消防救助技術大会で1位、県代表として出場した上位大会の第34回東北地区支部救助技術指導会で4位のタイムで全国大会へ。全国大会では、同種目に出場した28チーム中、3位のタイムで入賞した。
全国大会は台風11号の暴風雨で、ずぶぬれになって競技した。隊員は、県代表としての緊張もあったが、実力は出せたと胸を張る半面、全国で1位になれなかったことが「悔しい」とも。
今後も全国大会出場の経験を日常業務に生かし、来年も全国大会に出場して全国一を目指すため、「切磋琢磨していかないと」とさらに上を目指す。
また、大会会場では、昨年7・13水害で東北大会への出場を棄権したことを知る同じ東北地区の出場チームから「2年分ですね、長かったでしょう」と、ねぎらいや祝福を受けた。水害で三条市へ救助に来た隊員との再会もあり、「お世話になりました」と礼を言うことができたことを喜んでいる。
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