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三条市の藤井さんが市に広川画伯の日本画『熊谷蓮生坊』を寄付(2005.9.5)
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三条市興野2、税理士藤井恒明さん(70)は5日、三条市出身の日本画家、故広川操一画伯(1894〜1983)の300号の大作『熊谷蓮生坊』を地元三条に飾ってほしいと三条市に寄付した。
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高橋三条市長(右)に『熊谷蓮生坊』の目録を手渡す藤井さん(左)
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藤井さんは、午前9時に市役所を訪れ、作品の目録と作品を撮影した額入りの写真を高橋一夫三条市長に手渡した。作品は日本画院第3回出品作で、縦195×横325センチにもなる対策で、ウマ後ろ向きにまたがり、太陽にバックに合掌する僧を描く。
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寄付された広川操一画伯の『熊谷蓮生坊』
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藤井さんは、この作品をことし5月に市内の美術店で開かれて展示会で購入した。店主から「郷土の誇る芸術家の作品であり、市民の財産として収蔵すべき作品」と言われたこともあり、「市や会議所などで飾ってもらえればと思い、衝動買いをしてしまいました」と藤井さん。
市では作品の展示場所について、サイズが大きいので既存施設に適当な施設がなく、僧が描かれているので斎場がふさわしいとする藤井さんの意向もあり、平成20年度に月岡地内で供用開始の計画の斎場に展示する考えだ。
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