スポンサードリンク
 |
|
|
三条市は、9日午前10時から市役所で9月定例会の提出議案概要説明会を開き、三竹保育所の民営化に伴う条例の一部改正や小中学校のアスベスト含有吹きつけ材の除去にかかる経費などを盛り込んだ一般会計補正予算など議案24件の概要を説明した。
説明会で市は、三竹保育所の民営化に伴う条例の一部改正は、平成18年4月から三竹保育所を民営化するのに伴い、同3月31日で同保育所を廃止するのに必要な改正を行うと説明した。 市はことし4月の同保育所民営化を計画したが昨年末から民営化に反対する保護者の反発があったため、民営化を1年延期。ことし4月から8月までに数回、保護者側との協議や説明会を開いて理解を求めた。 担当課によると8月に保護者全員に案内をした説明会で民営化についての基本的な了解を得ることができ、今後も要望など引き続き協議していくという。 また、一般会計の補正予算（補正額164,925,000円）の説明では、三竹保育所の民営化に伴う施設整備費として公立保育所施設整備費（14,000,000円）、アスベスト含有吹きつけ材の除去にかかる経費として小学校施設整備費（35,000,000円）、中学校施設整備費（12,000,000円）なども説明した。
三条市のアスベスト含有仕上げ施工施設は、庁舎や旧三条市の小中学校の一部をはじめ24施設。うち、3施設は囲い込みや固化の対応済みで、ほかの施設も今後、対応していくが、今回の補正予算では、学校施設を優先とし、井栗、西鱈田、月岡、須頃の4小学校と第一、第三、大崎の2中学校の対応を行う。 三条市の調査では、アスベスト含有仕上げの施工は機械室などふだん人の出入りが少ないところが多い。三条市庁舎の低層棟駐車場は多くの人が通る場所だが、市では毎年、空気中の粉塵濃度調査を行っており、大気汚染防止法施行規則の石綿に関する規制基準を大きく下回っているとしている。 |
|
|
|
■Copyright (C) kenoh.com Allrights Reserved. |