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三条鍛冶道場の親子木工工作教室に親子7組が参加(2005.9.11)
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三条鍛冶道場は10日、同道場で親子木工工作教室を開き、親子7組が金づちなど地元で作られた道具を使ってオルゴール作りに挑戦した。
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10日行われた三条鍛冶道場の木工工作教室で親子7組がオルゴール作りに挑戦
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組み立てるだけのキットを使い、縦15センチ、横30センチの木製の箱を作って中にオルゴールを固定すればできあがり。ふたを開けるとオルゴールが鳴る仕組みだ。
三条木製品(協)の事業委員会メンバーを指導者に、地元三条で作られた金づちやドライバー、きり、曲尺、かんななどを使って工作した。
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親子で真剣な表情で工作
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子どもたちは、小さな釘を打ったり、初めて使うかんなを扱ったりするのに苦戦。指導者や親に手伝ってもらい、真剣な顔で木工に熱中した。
母と参加した小学校4年生渡辺加奈さん=三条市飯田=は、金づちに「腕が痛くなった。力がいる」と音を上げると、指導者から「柄の端を持って重さでたたくと、そんなに力はいらないよ」のアドバイス。
渡辺さんが今春、三条市に合併した下田地区に住むこともあり、指導者から道具が三条で生産されたと聞いて「あっ、そうだ、金物の町三条だ」と感心していた。
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