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「祝新三条市 水害復興 全国紙鳶(凧)揚げ大会」の前夜祭行われる(2005.9.19)
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三条凧協会と三条市でつくる全国紙鳶(凧)揚げ大会実行委員会(近藤吉昭実行委員長)は、18日午後5時から県央地域地場産業振興センターで、「祝新三条市 水害復興 全国紙鳶(凧)揚げ大会」の前夜祭を開き、早川喜志郎大会会長は開会のあいさつで「三条は元気です」と7・13水害で寄せられた支援に感謝し、大会の成功を願った。
同大会では、昨年の7・13水害からの復興を祈念し寄せられた支援に感謝、さらに新三条市の誕生を祝う。翌19日に旧三条競馬場を会場に開く「祝新三条市 水害復興 全国紙鳶(凧)揚げ大会」を前に前夜祭を開き、全国の凧の団体や個人約130人をはじめ三条凧協会など計300人余りが参加した。
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鏡開きをして乾杯
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前夜祭会場は六角凧で飾り、中央の天井には大迫力の380枚ド(縦7.6×横5.5メートル)など2枚、ステージには昭和28年製作の350ド、昭和5年製作の280枚ド、100枚ドの3枚の大凧。会場入り口には三条市の「天上大風」に「水害復興御支援ありがとうございました」と書いた50枚ドの凧、さらに会場を囲むように、三条凧協会の凧組20組の凧や市内小学校の生徒が絵を書いたものなどでにぎやかに飾った。さらに出席者の各凧組の正装のはっぴが、華やかさを添えた。
大会会長の早川会長はあいさつで、「まだ、復興半ばではございますが、三条は元気です!」と昨年の7・13水害での多大なお見舞いや支援に感謝した。
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乾杯の音頭をとる茂出木雅章日本の凧の会会長
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続いて、同大会のため、背中に「天上大風」、衿に「祝新三条市」の文字を入れた黄色のはっぴを自前で作った大会名誉会長の高橋一夫三条市長は、「水害では、みなさまに物心両面でご援助頂きました。大変ありがとうございました」と礼を述べ、水害復興と新三条市の発展を願う同大会に全国から大勢の参加をしてもらったことを喜ぶとともに、歓迎した。
来賓や全国の凧の団体の代表者らで鏡開きを行ったあと、茂出木雅章日本の凧の会会長の発声で乾杯。参加者らは、それぞれ凧の話で盛り上がり、交流を深めた。
翌19日の「祝新三条市 水害復興 全国紙鳶(凧)揚げ大会」は、旧三条競馬場を会場に午前9時から開会式を行ってスタート。三条の空に全国各地の凧が揚がる。
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