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燕市白山児童館で中学生、短大生が赤ちゃんとふれあう(2005.10.2)

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燕市白山児童館は、1日午前10時から同児童館で赤ちゃんのふれあい交流会を開き、中学生、短大生、母親など70人余りが参加して19人の幼児と抱っこしたり、遊んだりしてふれあった。

1日行われた燕市白山児童館の赤ちゃんのふれあい交流会

1日行われた燕市白山児童館の赤ちゃんのふれあい交流会

若い人から幼児とふれあってもらい、母親には将来の親に子育ての大切さや苦労、楽しさを教えてもらおうと、8月に初めて交流会を開き、今回が2回目。

恐る恐る赤ちゃんを抱っこする中学生の女の子

恐る恐る赤ちゃんを抱っこする中学生の女の子

この日は、生後3カ月から4歳までの19人と、燕中学校と燕中等教育学校の生徒25人、保育士や幼稚園教諭を養成する新潟中央短期大学=加茂市=の学生13人、赤ちゃんたちのお母さんやおばあちゃん、同児童館と燕地区更生保護女性の会からのスタッフを含めて70人余りが参加。同児童館を利用する小学生も加わり、大勢の笑い声や赤ちゃんの泣き声でにぎやかだった。

中学生や短大生は、お母さんやスタッフの指導を受けて、まだ首がすわらない3カ月の赤ちゃんを抱っこ。「これでいいんだ?」と、おっかなびっくりで何度も確認していた。

中学生の男の子も抱っこに挑戦

中学生の男の子も抱っこに挑戦

いつもと違う居心地に赤ちゃんが泣き出し、慌ててお母さんに渡すとぴたっと泣きやみ、「瞬間だ」と母の力に感心していた。

一方、中学生の男の子たちは何をしたらいいかわからず、戸惑っていたが、小さなきょうだいをもつ生徒を先頭に、男の子を囲んでおもちゃであやしたりして遊んであげた。初めて赤ちゃんを抱いた中学2年生の男子は「柔らかくて、つぶれてしまいそうな感じだった」と初体験を話していた。

スタッフは、赤ちゃんとのふれあいから小さな命を守ることの大切さ、ひいては自身も大事に育ててくれた親の思いを感じてほしいと話していた。また、育児に悩むお母さんのリフレッシュの場になることにも期待している。次回は冬休みになりそうだ。