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[NUM総合講座リポート・9/22]坂田匠(株)サカタ製作所代表取締役社長(2005.10.4)
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平成17年9月22日
テーマ:「業界シェアNo.1になる方法」
講師:(株)サカタ製作所 代表取締役社長 坂田匠
新潟経営大学 4年 山田 万里子
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新潟経営大学4年山田万里子さん
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今回は、株式会社サカタ製作所代表取締役社長坂田匠様からご講演を頂きました。
サカタ製作所は、屋根の本体以外の部品を開発、製造、販売をしておられ、屋根の中で一番『命』といえるものを全国的に販売しておられます。
サカタ製作所は、折半屋根構成部品で全国60%のシェアをお持ちになっているNo.1企業です。しかし、どんなことでもメリットがなければNo.1になる必要はありません。そこで、坂田社長は、No.1企業のメリットとして、(1)スケールメリット(2)社会的安定(3)価格メリットそして、最大のメリットが?情報メリットであると仰っていました。いかに『情報』をいち早く手に入れるかが重要なのだということを改めて知ることができました。しかし、メリットがあるからには、デメリットも必ずあります。(1)流通デメリット(2)慢心(3)閉塞感の3つをあげておられました。
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坂田(株)サカタ製作所社長
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では、ニッチ産業で日本一になるにはどうすればいいのでしょうか?坂田社長は、自分の経験談といたしまして、(1)アイデンティティを知る…ナゼ自分は存在しているのかを知ることが重要だと仰っていました。(2)得意技を知る(3)得意技を絞る(4)得意技を極める(5)得意技で日本一または地域No.1になる(6)得意技を広げる。つまり、何か1つのものに人、金、モノ、情報を注ぎ込みNo.1になれば、次に出す商品で1番になりやすくなるということでした。坂田社長は簡単そうにお話していましたが、その1つの商品をNo.1にするということは並大抵なことではできない大変ことなのではないかと感じました。
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