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名誉市民の名を冠した3賞も創設した第1回三条市美術展の入賞作品決まる(2005.10.10)
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合併して初めての第1回三条市美術展(市展)の審査が10日、展示会場の三条市体育文化センターで行われ、6部門で各部門1点の最高賞の市展賞から、三条市名誉市民の名を冠した市展賞に準じる特別賞3賞、奨励賞や新潟日報美術振興賞など入賞作品を決めた。
旧三条市は市展、旧栄町は町展を毎年恒例にしていたが、合併で統一し、あらためて全市の第1回展として開く。昨年は7・13水害で中止し、2年ぶりの市展となる。
応募作品は部門別で、日本画45、洋画45、彫刻11、工芸35、書道86、写真115の計337点。旧三条市展は1人2点まで応募できたが、今回は1人1点だけ。それでも栄地区、下田地区の応募が加わったこともあり、前回の旧三条市展の266人、303点の応募より71人(26.7%)、34点(11.2%)上回った。
また、陶芸や水墨の応募が増え、量とともに作品の幅も広がっている。
今回は、日本画の岩田正巳賞、工芸の鶴巻三郎賞、写真の渡辺義雄賞と、それぞれ美術界で活躍した三条市の名誉市民3人の名を冠した賞を創設。最高賞の市展賞に準じる扱いとし、各1点を決めた。
審査ではほかに各部門1点の市展賞6、奨励賞に日本画3、洋画4、彫刻2、工芸2、書道6、写真6の計23点、新潟日報美術振興賞に各部門1点の計6点を決めた。
市展は15日から19日まで三条市体育文化センターで開く。午前9時から午後6時まで、最終日の19日は午後3時半まで。入賞者は次の通り。敬称略。
【特別賞】
部門 |
作品 |
作品名 |
名前 |
住所 |
日本画 |
■岩田正巳賞 |
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絆 |
山崎正義 |
渡前 |
工芸 |
■鶴巻三郎賞 |
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フェルパート(静かな) |
山井敏彦 |
見附市 |
写真 |
■渡辺義雄賞 |
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舞込(三条っ子たち) |
関根聡 |
西裏館 |
【奨励賞】
部門 |
作品名 |
名前 |
住所 |
日本画 |
耐樹 |
高井千鶴 |
西大崎2 |
樹 |
加藤一代 |
弥彦村 |
萌える |
小林久美子 |
鶴田2 |
洋画 |
霜降る頃 |
北原雅夫 |
本町2 |
どんなデザインにしようかな |
川村八重子 |
横町1 |
土蔵 |
牛膓恒夫 |
石上2 |
悠かなるアンコール |
筧良枝 |
帯織 |
彫刻 |
希望(輝く未来に向けて) |
捧徳弘 |
一ノ門2 |
成年 |
大島政代 |
桜木町 |
工芸 |
なごみ |
椛澤伸治 |
東三条2 |
小春日和 |
高橋千枝子 |
石上3 |
書道 |
高青邱詩 |
石田凱風 |
大島 |
七言二句 |
米山春麗 |
西大崎2 |
秋の里 |
川口紫芳 |
興野3 |
臨論經書詩 |
中村彩香 |
三条東高校 |
真契 |
五十嵐太山 |
燕市 |
五言律詩 |
今井光風 |
西鱈田 |
写真 |
ハイ ポージュ |
金子武 |
一ノ門1 |
春のナザレ |
梨本清一 |
東本成寺 |
火渡り |
竹之内勝雄 |
上須頃 |
暁 |
佐藤尚康 |
東大崎1 |
桜の下で |
西潟幸子 |
高岡 |
入魂の一打 |
淡路行雄 |
上須頃 |
【新潟日報美術振興賞】
部門 |
作品名 |
名前 |
住所 |
日本画 |
本成寺鐘楼 |
土田菊一 |
横町1 |
洋画 |
朝市 |
有本幸介 |
嘉坪川1 |
彫刻 |
還暦 |
吉田忠弘 |
塚野目5 |
工芸 |
幼き頃の思い出 |
鍋島豊子 |
柳川新田 |
書道 |
生の本質 |
戸田悠香 |
三条高校 |
写真 |
里山の秋 |
荒井喜一 |
下保内 |
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