|
[NUM総合講座リポート・10/6]大西勇日刊工業新聞社新潟支局長 (2005.10.16)
|
|
|
平成17年10月6日
テーマ:「新潟県の勝ち組と負け組」
講師:日刊工業新聞社新潟支局 支局長 大西勇
新潟経営大学 3年 佐藤 孝介
|
新潟経営大学3年佐藤孝介さん
|
まず、災害(大地震)による新潟と神戸の人情の差から御講演されました。神戸の人は、「救助物資が遅い!」などと批判するのに対し、新潟の人は、「ありがとう」と感謝するという比較例から、新潟は優しい人が多いがその優しさ故、弱い。「現実は誰かが勝って負ける世界で、日本の企業の7割が赤字、3割が黒字という現実で、勝ち組に入らないと損をするので、自分が何事にも勝つという意思を持って欲しい。」と大西様は語られました。ここまでのお話を聞き、確かに新潟の人は優しいし、私は何事にも勝つといった意思を再度確認して、もっと強い意志を持たなければならないんだなぁと思いました。
そして、ここから勝ち組と負け組の具体例のお話になりました。
負け組のケース 「新潟県の高校野球(47都道府県中,最下位)」
なぜこんなに弱いのか?
今までの県民の理由 |
|
大西様が思った理由 |
・いい指導者がいない |
|
・無競争(競争なくては育たない) |
・雪で練習ができない |
|
・井の中の蛙(他県のレベルを知ろ) |
・学校の先生が悪い |
|
・勝つための執念がない(意欲を持て) |
勝ち組のケース 「六日町の雪国まいたけの大平社長」
スタート地点で成功意欲があった。その意欲により、まいたけ400gから五年間研究して600gの製造に成功した。これによって、利益が5割上がって商品の値下げに回した事で、日本のシェア7割を獲得し10年で日本一になった。
|
大西勇日刊工業新聞社新潟支局長
|
まとめ
負け組・勝ち組の話の中では、勝ち組の大平社長のケースが非常に興味を持ちました。それは、まいたけ600gの製造に成功し、上がった利益を商品の値下げに回した事です。普通なら、その利益を全て新製品の開発に回しそうな所を、商品を値下げし日本のシェア7割を獲得し10年で日本一になった。この発想がすごいなぁと思いました。これが、勝つための執念なんだと思い、これからの自分の人生に活かしていきたいと思いました。
関連リンク
|