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三条市産業・農業まつり&三条熾盛祭第二幕の同時開催に2.3万人繰り出す(2005.10.17)
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16日、三条競馬場跡地で「新市誕生記念・三条市産業・農業まつり」と「三条熾盛祭(しせいさい)第二幕」が開かれた。家族連れなど23,000人(主催者発表)もの人出でにぎわい、三条市の7・13水害からの復興祈願と三条市の産業をPRするさまざまなイベントで秋の休日を満喫した。
「三条市産業・農業まつり」は三条市、三条商工会議所、JAにいがた南蒲などでつくる同実行委員会が主催。「三条熾盛祭」は、三条商工会議所青年部が主催し、同時開催でイベントを繰り広げた。
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和釘作り体験で三条鍛冶の技に挑戦
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のこぎりや包丁、大工道具など地元三条製品を使った丸太早切り競争、ナシの皮むき競争、木工工作教室、ふるさと筋肉番付などの体験イベントや、地元の農産物や五十嵐川鮭のくん製など加工品の販売、新米おにぎりのプレゼント、左官で使う土を使った光る泥団子作り、凧揚げ教室など三条をまるごと知ることができるイベントが勢ぞろい。ほかにも、越後山古志牛の角突き、バンド演奏やスケートボードコンテストも行われた。
朝のうちは前日からの雨が残ったが、午後からは晴れ間ものぞき、三条市をはじめ、近隣からも大勢の家族連れなど子どもから若者、お年寄りまでがどっと訪れた。
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越後山古志のウシとのふれあい
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燕市の親子連れは、木工工作広場で参加費300円で小さなベンチを作り、乗馬も体験し「楽しかった!」と満足。農産物販売で出店した組合関係者は「売れ行きはいいよ」と試食のナシを笑顔で配っていた。
越後山古志・牛の角突きは、中越地震で大きな被害を受けてから長岡市の仮設牛舎で生活する旧山古志村のウシが同会場で角突きを披露。重さ約1トンの2頭が角をつき合わせる迫力に大勢の観客は「すごいね〜」と拍手を送っていた。
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