三条柔道倶楽部が三条市の水害被害に4万円寄付(2005.10.18)

三条柔道倶楽部（大竹惣一郎会長）は18日、9月に三条市総合体育館で開いた災害復興祈念2005年県下柔道大会の会場で募金して集まった善意など4万円を水害被害などに役立ててほしいと三条市に寄付した。

高橋三条市長(右)に寄付金を手渡す大竹三条柔道倶楽部会長と同行の樋口理事

午前9時に大竹会長と樋口治雄理事の2人が市役所を訪れ、大竹会長から高橋一夫三条市長に善意を包んだのし袋を手渡した。あわせて同大会で招待選手のバルセロナ五輪金メダリストの古賀稔彦さんが「勝負魂」と書いた色紙も贈った。

同倶楽部は、9月24日に古賀さんによる柔道実技指導会、翌25日に災害復興祈念2005年県下柔道大会を開き、その両方で会場に募金箱を設置。水害、地震の被害への善意を呼びかけた。

その募金箱に寄せられた善意に、昨年の7・13水害で同倶楽部に寄せられた見舞金などと合わせて8万円とし、三条市と県の中越地震義援金に4万円ずつ寄付したもの。

三条市は7・13水害の義援金の受け入れを終わっているが、その後も水害被害への寄付がたびたびあり、毛布や避難所の医薬品、備蓄品の購入などに役立てている。