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新三条市合併記念式典に出席で21日、中国湖北省鄂州市訪日代表団が三条市長表敬訪問(2005.10.22)
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22日行われる新三条市合併記念式典に出席する中国湖北省鄂州市(がくしゅうし)訪日代表団が21日、高橋一夫三条市長を表敬訪問し、三条市は歓迎会を開いて代表団を迎えた。
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高橋三条市長(左)を表敬訪問し、小凧を受け取って握手する謝松保鄂州市長(右)
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鄂州市は三条市の友好都市で、代表団の来条は昨年4月の旧三条市市制70周年記念式典出席以来。午後5時過ぎに鄂州市の謝松保(シェ・ソンパオ)市長を団長に夏航副市長、王家緒外事僑務局長の3人が市役所を訪れ、市役所正面玄関前で高橋市長をはじめ職員100人余りが中国国旗の小旗を振るなどして代表団を出迎えた。
歓迎会には、三条市から四役と市議会正副議長、担当部長ら9人と通訳2人の計14人が出席。
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鄂州市から三条市へ贈られた鼎
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高橋市長は歓迎のあいさつで、8月に鄂州市を訪問したときに受けた歓迎に感謝し、「国際社会に繁栄と平和をもたらす都市として互いに手と手を携えていきたい」と協調に期待した。
謝市長は昨年、三条市を襲った7・13水害の被害を見舞うとともに、友好都市協定書調印から11年がたち、「友好の方向であるベクトルさえぶれることがなければ、両市の友好の道は進めば進むほど広くなっていく」とあいさつした。
また、両市の記念品交換では、三条市から六角凧の額入りの小凧を、鄂州市からは新三条市の安定と繁栄と平和を祈って古代中国の神器という宝の鼎(かなえ)※注を贈り、さらに謝市長から高橋市長と久住久俊市議会議長にに孫子の兵法を贈った。
このあと、会場を移して歓迎夕食会を開いた。代表団は翌22日、鍛冶道場や二七の市を視察して午前10時からの三条市合併記念式典に出席。昼食会のあと午後2時過ぎにJR燕三条駅から東京へ向かう。
※注) |
中国独特の3本足の容器で、「てい」とも呼ぶ。よばれる。動物の肉を煮るのに用いられ、起源は彩陶文化期までさかのぼれる。王侯の祭器や礼器とされたことから、のちに王位の象徴となった。 |
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