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三条市合併記念式典で600人が参列して合併から半年近くたった新市の誕生を祝う(2005.10.22)
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三条市は、22日午前10時から三条市厚生福祉会館で三条市合併記念式典を行い、約600人が参列して5月に三条、栄、下田が合併、誕生した10万7000人を超える新三条市の誕生を祝い、発展を願った。
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22日、三条市厚生福祉会館で行われた三条市合併記念式典
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総務省麻生太郎大臣代理の自治政務局財務調整課長をはじめ、県知事代理の高橋副知事、三条市の友好都市中国・鄂州市の謝松保市長、県内国会議員、県内市町村長や議会議長などの招待者と一般市民など約600人が列席した。
下田地区の葎谷太鼓連、栄太鼓保存会、三条小学校6年生によるそれぞれ太鼓の演奏と3団体合同で「三条凧ばやし」で幕開きした。
高橋市長は式辞で、旧3市町村が育んだ地域資源を有効活用し、市民が主役のダイナミックな自治を展開し、足腰の強い夢と生きがいにあふれた安心して暮らせる町づくりを目指していくとした。
続けて県央地域の中核的都市として、県の発展にも貢献し、世界を視野に入れた全国に誇れるまちを築いていけると信じていると述べるとともに、昨年の7・13水害の復興支援にあらためて感謝した。
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合併功労者総務大臣表彰を授与された左から小林旧栄町長、佐藤旧下田村長、安達旧栄町助役、西川旧下田村助役
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久住久俊三条市議会議長は、「合併効果を最大限に生かしていくため、市民の皆さま方と連携を密にし、最善を尽くしていく」とあいさつした。
来賓祝辞では、先の衆院選で当選した旧山古志村長の長島忠美衆院議員が「この場を借りて大変恐縮ですが」と前置きして、翌23日でまる1年になる中越地震では、水害で被害を受けた三条市民からも被災地に大きな支援を受け、勇気を与えてくれたことに感謝した。
ほかに、市町村合併で自らの職をかけてその実現に取り組んだ功労で合併功労者総務大臣表彰を受けた小林弘右旧栄町長、佐藤寿一旧下田村長、安達一夫旧栄町助役、西川増昭旧下田村助役の4人に表彰を授与。新三条市の市章や市歌、市民憲章などを披露した。
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