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三条エコノミーが手作りエコカーの走行会(2005.10.23)
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三条エコノミークラブ(藤田博史会長)は、22日正午から三条市総合運動公園トリムの森でエコカーの走行会「ECソープボックスダービー」を行い、異業種団体からなる同会の会員が自作したエコカーを披露、走行に挑戦した。
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22日、三条市総合運動公園でエコカーの走行会「ECソープボックスダービー」を開いた三条エコノミークラブの記念撮影(画像クリックで拡大表示)
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同クラブは今年度、三条市の“ものづくり”をシミュレートしようと、地球環境生態系に優しい低公害、低燃料、低排出ガス車のエコカーの製作に取り組んだ。
と言っても、ここではエンジンを積まない人力カー。会員は4つのグループに分かれて、それぞれできるだけ経費をかけずに、工夫して製作した。
この日、各グループの製作した4台と藤田会長ら役員が製作した1台の計5台をお披露目した。会社にあった鉄くずやホームセンターで買ったベニヤ板、子ども用自転車を分解したパーツなどが材料。グループによっては仕事が終わってから10回ほど集まり、夜中までかけて設計から製作に熱中した。
走行会では、約150メートルの遊歩道の坂道をコースに順番に走行した。ガラガラと音をたてて走り、タイヤがきしんであやうくコースアウトしそうになったりしながらも、それぞれが20秒前後でゴールした。
ちょうど幕張メッセでは世界の最新鋭の車がそろう東京モーターショーが開かれているが、それとは別世界。しかし、汗を流したローテクの結晶の“ものづくり”に、にわかエンジニアを体験した会員は、「よーできたな〜」、「うれしいね〜」、「やるね〜」と目を輝かせていた。
最後に行った表彰式では、表彰台ではF1さながらのシャンパンシャワーで喜びを表現し、童心に返って一日を過ごしていた。
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