|
26日から携帯119番通報が直接、最寄りの消防本部へ接続(2005.10.26)
|
|
|
携帯電話による119番通報は、これまで県内を5ブロックに分けて代表消防本部が受信し、それから管轄の消防本部に転送していたが、26日から直接、発信地を管轄する消防本部に接続するシステムに変更された。
|
三条市消防本部の指令台の上に設置された携帯119受信用の電話
|
三条市消防本部では、同本部管内から携帯電話で発信された119番通報を中越地域代表局の長岡市消防本部が受信。長岡市消防本部は、通報者に発信地を確認し、三条市消防本部の管轄なら三条市消防本部へ転送していた。
それが直接、三条市消防本部が受信するシステムとなり、通報にかかる時間が短縮し、より迅速な対応が可能になった。
ただ、管轄外との境界付近では、隣接の消防本部につながることもあり、その場合は転送になる。
三条市消防本部では、携帯電話からの通報用回線を引き、携帯用の受信用電話機4台を増設、通信指令台の上に設置した。
同本部が受信した119番通報のうち、携帯電話通報が占める割合は、平成15年で12.3%。7・13水害のあった16年は特殊で比較できないが、ことしに入ってから9月末までは16.3%と確実に増え続けている。
携帯電話からの119番通報は、一般電話と同じ局番なしの「119」にかける。通報場所の住所や携帯電話の電話番号を正確に伝えることが大切なのはもちろんだが、確認のために消防本部からかけ直すことがあるので、通報後は電源を切らないよう注意を呼びかけている。
|