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セイタカアワダチソウ、今が盛りと茎を伸ばす(2005.10.26)
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気がついたら身の丈もあるような長い茎のてっぺんが真っ黄色に染まった草が群生している。それはセイダカアワダチソウで、今が盛りと咲いている。
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燕三条駅から燕側の弥彦線沿いで列車の風に揺れるセイタカアワダチソウ(26日午前7時9分撮影)
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花が咲くまでは、そこにセイダカアワダチソウがあるとは思わないが、花が咲いてみて初めてこんなにもたくさんのセイダカアワダチソウが群生していたのかと、秋になるたびに驚かされる。
明治のころに渡来したとされる北米原産の多年草。種だけでなく、地下茎でも繁殖し、しかもほかの植物が育つのに害になる物質を分泌して勢力を拡大すると言われるだけに、至る所に群生する。
JR燕三条駅から燕側、弥彦線の線路沿いにも両側に並ぶセイタカアワダチソウ。文字通り競うように茎は天を目指し、2メートルを超すものも多い。
抜けるような青空で始まった26日、朝焼けでやや赤みがかったセイタカアワダチソウは、線路を電車が通るたびに電車の風で茎を大きく揺さぶり、電車に手を振っているようだった。
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