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1日、1年半後の一新橋新橋完成までの間をつなぐ仮橋が供用開始(2005.11.1)
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三条市内の五十嵐川に架かる一新橋が架け替えに伴って撤去され、代わりに平成19年5月の新橋完成までの間、自転車と歩行者が渡られるようにと建設されていた仮橋が11月1日午前9時、供用を開始した。
仮橋とはいえ、新しい橋には違いなく、さっそく渡り初めをというのか、1日は橋のたもとで供用開始を待つ市民も。抜けるような青空の下、市民は切れ目なく橋を渡り、ふだんの旧一新橋では見られなかった、ちょっとしたラッシュ状態だった。
抜けるような青空が広がって、川面をわたる秋風に吹かれながら、久しぶりの一新橋上からの五十嵐川の眺め。それぞれの初渡りに自然と笑顔がこぼれいた。
仮橋は旧一新橋のすぐ上流側に建設された。幅員は3メートルで、広めの歩道くらい。5基の橋脚を備えた鉄橋で、延長104メートル。欄干はガードレールで照明灯6基も設置する。
橋の床は黒い履行板を敷きめた。昨年の7・13水害では一新橋付近で五十嵐川の水が堤防を超えたこともあり、床の高さは今の堤防道路より1メートル以上高くした。
仮橋の部材はリースで、新橋完成後に撤去する。リース期間は確定していないが、リースや撤去の費用を除き、設置工事費は約2,000万円だった。
ことし4月18日に旧一新橋が撤去されてから半年余り、旧一新橋を歩きや自転車で日常的に利用していた市民は、遠回りして別の橋を利用しなければならなかったが、ようやくこれまで通りに一新橋ルートを利用できるようになった。
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