|
燕工高跡地への新潟産業大サテライトキャンパス設置に燕市長は歓迎、期待感示す(2005.11.1)
|
|
|
高橋甚一燕市長は、1日午前10時から行った定例会見で、来年3月で閉校する県立燕工業高校跡地に、新潟産業大学=柏崎市=がサテライトキャンパス設置を検討していることを歓迎する考えを示した。
|
1日の定例会見で燕工高跡地への新潟産業大学サテライトキャンパス設置に期待する高橋燕市長
|
新潟産業大学は来春、産業システム学部産業学科を新設。その一部を燕工業高校跡地を活用してサテライトキャパスとして設置する構想を明らかにしたと高橋市長は話した。
数年前から大学側から燕市に対してサテライトキャンパス設置の意向が伝えられている。燕市議会はことし9月に任意の「新潟産業大学(産業学科)の誘致を考える議員の会」を発足させ、10月17日には高橋市長らと同大学を視察した。
高橋市長は、県との跡地の払い下げの協議や経済的な負担などの実務面はさておき、「いい話ですから、歓迎したいという気持ち」と話し、地域と連携して産業界からの相談や実験研究など、産学協同の取り組みにも期待。合併を前に吉田、分水の町長とも現状を話している言う。
ほかには、燕市議の強く反対している新市の庁舎の位置などについては、近く燕・吉田・分水合併協議会の正副会長と3市町の助役、議長、特別委員長、同議案を負託した総合調整委員長らで意見交換を行うとした。
また、10月27日に開かれた秋の園遊会に全国市長会の推薦で出席したことにふれ、天皇陛下から中越地震について「被害はどうでしたか」、「地震はどうでしたか」と声をかけられたことに驚き、その名誉と、市長としてその場に立たせてもらった市民に感謝していると話した。
関連リンク
|