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5日、秋晴れの下で三条・東別院のお取越と周辺でお取越の臨時市始まる(2005.11.5)
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三条市本町2、真宗大谷派三条別院、通称「東別院」で5日、お取越(おとりこし)の名で親しまれる報恩講が始まり、それにあわせて別院参道やその周辺では冬の到来を告げる風物詩ともいえるお取越臨時露店市場も始まった。
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5日から報恩講、お取越が始まった三条別院
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報恩講は、浄土真宗の開祖、親鸞(しんらん)の報恩のために行われる法会で、東別院では8日まで4日間行われている。その参拝客を当て込んだお取越の臨時市は7日までの3日間で、別院の参道や周辺に露店が並んでいる。
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子どもたちでにぎわう本寺小路
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歴史民俗産業資料館そばの植木の露店
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このところ週末のたびに天気が崩れていたが、土曜の初日5日はさわやかな青空が広がり、19.4度(三条市消防本部調べ)まで気温が上がる穏やかな陽気となった。
露店の多くは昼過ぎから出店し、同時に人出も増えた。三条市歴史民俗産業資料館付近は植木業者の出店が中心で、年配の人が多く、東別院の参道、本寺小路はクレープやリンゴあめをほおぼり、露店をはしごする子どもたちでにぎわった。
昔から、お取越は荒れると言われ、お取越にみぞれやあられが降ること多く、5日未明には激しい雷雨があり、あられが混じるところも。7日は「立冬」。お取越が終われば暦のうえでは冬が始まる。
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