|
故高山巌元県議の遺族が香典返しに燕市にチタン製車いす10台を寄付(2005.11.16)
|
|
|
9月に亡くなった元県議高山巌さんの長男で高山工業(株)=燕市小池=代表取締役の高山正巳さん(51)は16日、香典返しにと燕市にチタン製車いす10台を寄付した。
|
故高山巌県議の妻、一枝さん(左)と長男正巳さん(右)
|
午前10時に高山さんは故人の妻一枝さん(69)とともに市役所を訪れ、高山さんから高橋甚一市長に寄付の目録を手渡した。
故高山巌さんは、昭和38年から燕市議を3期、47年から県議を8期務め、一昨年4月に引退。長年の地方自治に対する功労が認められ、一昨年11月、旭日中授章を受章。ことし9月28日に73歳で亡くなった。
|
高橋燕市長に寄付の目録を手渡す高山さん
|
正巳さんは、父が世話になった燕市への礼に何か贈りたいと考え、お年寄りから軽くて丈夫なチタン製の車いすを使ってもらおうことにしたと話していた。
車いすの納品は12月初めになり、納品されしだい、燕市から「つばめ福寿園」や「白ふじの里」を運営する燕更生福祉会(岡田健一理事長)に贈る。
高橋市長や同席した岡田理事長は、「大切に使わせてもらいます」と礼を述べ、さらに岡田理事長は、故高山氏が同施設の建設に尽力したことからも施設の模範的な運営を継続していくと約束していた。
関連リンク
|