20日に漢学の里・諸橋徹次記念館で男子茶遊会が5周年記念市民呈茶席(2005.11.17)

三条市を中心に茶道をたしなむ男性でつくる裏千家男子茶遊会（若穂井昭会長・10人）は、20日午前10時から午後3時まで下田地区の漢学の里・諸橋徹次記念館で5周年記念市民呈茶席を開く。

20日、裏千家男子茶遊会の5周年記念市民呈茶席が開かれる漢学の里・諸橋徹次記念館の八木ヶ鼻を望むロケーション

だれでも気軽にお茶を楽しめる場をと、約3カ月ごとに年4回、三条市丸井今井邸を会場に開いている。今回は、平成12年の第1回目の市民呈茶席から、5年が過ぎ、22回目。この間、延べ3,000人以上が来席した。

5周年記念市民呈茶席のちらし

今回は、市民呈茶席の5周年を記念して、会場を諸橋徹次記念館に移して、男子茶遊会と三条市西四日町、裏千家青柳宗代さんの協力で青齢会が2席を設ける。

会場は1階ホールで男子茶遊会がいすに腰掛ける立札（りゅうれい）席、2階和室で青齢会が炉薄茶席を行う。どちらの部屋からも、紅葉の八木ヶ鼻やうっすらと雪化粧した粟ヶ岳を望む。晴れれば赤く染まった山々の色が浮き立つ最高のロケーションとなる。

薄茶席2席で1,000円だが、前売りはすでに売り切れ間近で、当日は会場でわずかだが1席ずつの茶席券を販売する。市民呈茶席の問い合わせは、KIMONOギャラリーまつなが（電話：0256-32-0101）、茶道具野島園（電話：0256-33-1101）へ。