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27日に三条の日本舞踊の会、雅鶴会が3年ぶりの発表会、子どもたちの舞も(2005.11.19)
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三条市の日本舞踊の会「雅鶴会」(土田順子会長・20人)は、27日午後1時から三条市中央公民館で3年ぶりに発表会「秋に舞う」を開くので、秋の趣向を凝らした日本舞踊の舞台で秋の一日を過ごしてもらえたらと大勢の来場を呼びかけている。
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27日の発表会に向けて三条市中央公民館で子ども文化日本舞踊体験教室の子どもたちと練習する雅鶴会
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舞台にススキを飾ったり、照明で月に変化をつけたりして秋を演出。舞台で使う道具なども毛氈(もうせん)の代わりに真っ赤な毛布を使ったりと工夫を凝らす。
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27日の発表会、雅鶴会「秋に舞う」のちらし
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発表は2部構成で、第2部の幕開きは雅鶴さんが指導者を務める三条市教育委員会主催の子ども文化日本舞踊体験教室の発表。同教室を受講する4歳から中学1年生までの10人余りで「童謡メロディー」を舞う。
『うさぎうさぎ』や『つき』も会員と子どもたちで一緒に舞い、孫と一緒に踊りたいという会員のリクエストで、大タヌキと子タヌキのユーモラス踊りがほほえましい『証城寺(しょうじょうじ)の狸囃子(たぬきばやし)』も披露する。
雅鶴会は、顧問の三条市林町1、花柳雅鶴さんが振り付け指導している。平成14年12月に行って以来3年ぶりで、三条市文化団体協議会の文化祭行事の一環で開く。
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雅鶴会の指導者で顧問の花柳雅鶴さん(左)
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雅鶴さんは、日本舞踊はかしこまったものと思われていることも多いが、日常生活や日常の思いを踊りにしたもので、自分自身が作品となり、成長していけるもの。趣向を変えた発表会を楽しみにしてくれる人も多く、気軽に会場に足を運んでほしいと話している。
入場料は1,000円で、チケットは三条市中央公民館(電話:0256-32-4811)や雅鶴会会員で取り扱っている。
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