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世界的なパーカッショニスト、岡部洋一さんを迎えて燕・福勝寺でジャズコンサート(2005.11.21)
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燕市大曲、浄土真宗本願寺派福勝寺(黒田玲映住職)は20日、同寺本堂で第22回お寺で音楽を楽しむ会「2'nd Fukushoji Jazz inn」を開き、約50人の観客が世界的なパーカッショニスト、岡部洋一さんと地元ジャズバンド「SATO's BAND」の演奏を楽しんだ。
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20日、福勝寺で開かれた第22回お寺で音楽を楽しむ会「2'nd Fukushoji Jazz inn」
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同寺は平成6年から本堂でクラシックコンサートなどのイベントを行っており、ジャズコンサートは昨年に続いて2回目。岡部さんのソロ演奏のあと、「SATO's BAND」とジャムセッションした。
本尊に背を向けての演奏となるため、内陣はびょうぶで目隠しし、岡部さんはコンガやジャンベ、シンバル、カウベル、ビリンバウ、カリンバなど世界各国の60種を超える打楽器を駆使して演奏した。
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60種を超える打楽器を持参して演奏するパーカッショニスト、岡部洋一さん
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ばちや手の平、指先などを使い、あるときはソフトに、また、あるときは力強くと、さまざまな音色とリズムを奏でて打楽器だけでも観客を飽きさせることがなかった。
さらに「SATO's BAND」との共演でピアノ、ベース、ギターと加わるとぐっとサウンドは厚く、メロディアスに。ラストで黒田住職が「初夜礼讃」を読経、それに合わせて岡部さんらが演奏するサプライズもあった。
観客は赤いじゅうたんに座って演奏に聴き入った。本堂は天井が高く、畳や障子が音を吸収、タイトで柔らかな響きとなって観客の耳と体に響き、石油ストーブだけのひんやりした本堂はしだいに熱気に包まれていった。
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