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燕市の柄沢さんと川崎さん、つばめ福寿園の紹介ビデオを制作の謝礼から3万円を市の児童福祉に(2005.11.22)
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特別養護老人ホーム「つばめ福寿園」の紹介ビデオを制作したアマチュアカメラマンの燕市殿島2、会社役員柄沢好児(69)さんと同市八王寺、研磨業川崎栄二(55)さんは22日、児童福祉に役立ててほしいとビデオ制作の謝礼の一部、3万円を燕市に寄付した。
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左から川崎さん、柄沢さん、高橋燕市長
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柄沢さんと川崎さんは午後1時半に市役所を訪れ、柄沢さんから高橋甚一市長に善意を包んだのし袋を手渡した。
2人は、つばめ福寿園の開設20周年記念事業の一環で、ことし4月に同施設を紹介映像の制作を依頼され、ことし9月にビデオとDVDの『つばめ福寿園てどんなとこ?』(20分)が完成。ボランティアだったが、謝礼を受けたため、経費を除く3万円を寄付した。
柄沢さんは、ボランティア団体だけで20を超える団体を撮影。川崎さんはドラマ仕立てで施設を紹介する撮影や編集、BGMを担当し、完成までに何度となく施設へ通った。
柄沢さんは「職員やボランティアなど大勢の人が一生懸命やっていられた」、川崎さんは「正直、マイナスのイメージがあったが、入居者や介護をしている人の笑顔に感動した」と、制作中に福祉の現場で受けた実感を高橋市長に話し、完成した映像については「見た人がにっこりできるような内容に仕上げた」。
高橋市長は「ご苦労されたものを、児童福祉というかたちで燕市にいただき、ありがたい」と感謝。柄沢さんは元市教育委員で、プライベートでも2人をよく知る高橋市長は「あたたかい心をもっていられるおふたりですから、(制作したビデオも)見る人に感銘を与えるのでは」と話していた。
また、燕市の閉市式で上映するための燕市の歴史ビデオの制作を2人に依頼していることも話していた。
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