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燕市区長連盟が合併前最後の市政懇談会(2005.11.26)
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燕市区長連盟(酒井宇一郎会長・81人)は25日、合併前の最後となる平成17年度の市政懇談会を開き、市と区長が防災や中越衛生処理場の跡地、カラスの駆除など市政について幅広く意見交換した。
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25日開かれた燕市区長連盟の平成17年度市政懇談会
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毎年、開いている懇談会で、市から課長以上、区長は81人のうち61人が出席した。
水道町1丁目の区長は、集中豪雨発生時の排水対策を聞いた。市都市建設課は、ことし8月10日の集中豪雨では、市内の排水を受ける末端の下流部である大通川がいっぱいになり、市内74世帯が床上床下浸水した状況を説明。そのため、浸水常習地帯を対象に農業団体の了解を得て、災害時には緊急避難的に農業用水路の中にポンプによる強制排水ができる施設を施工しているとした。
東町の区長は、町内にある中越衛生処理組合のし尿処理場を運営する組合が平成21年度末で解散、施設移転後の跡地に公園を造成するという市長との口約束について、市長や役員が替わっても変更はないか確認を求めた。
高橋市長は「移転は22年、その後、取り壊して、きれいにして地元にお返ししようと、皆さまとお約束しましたし、三条市長(理事者会議)と話もしている」と、念書は書かないが、約束に変わりはないとした。
また、高橋市長に合併後の市長選出馬に年明け早々の出馬表明を求める区長も。これに対して高橋市長は、「まだ私自身、決めてもいないし、相談もしていない」とし、「慎重に、できるかどうかなども、お言葉はお言葉として、これから検討していきたい」と気持ちを話した。
ほかに、合併に向けた3市町の区長連盟の統合の経過を報告した。各市町5人の区長で統合のための会議を開いた。
しかし、広報紙の配布などについて、分水町は町内に委託して町内会の口座に報酬を振り込んでいるが、燕市と吉田町は首長が個人を委嘱して個人の口座に振り込んでおり、合併後はどちらの方式にするかで協議が中断しており、年内に3回目の会議を開く計画と説明した。
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