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三条の日本舞踊の会、雅鶴会が子どもたちもまじえて発表会(2005.11.27)
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三条市の花柳雅鶴さんが振り付けと指導をする日本舞踊の会「雅鶴会」(土田順子会長)は27日、三条市中央公民館で発表会「秋に舞う」を開き、満員の500人の観客が華やかな日本舞踊の舞台を楽しんだ。
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27日開かれた日本舞踊の会「雅鶴会」の発表会「秋に舞う」
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長唄『千代の松』で幕開きし、瑞唄、歌謡邦楽の8曲、後半は雅鶴さんの社中と三条市教育委員会生涯学習課主催の子ども文化教室日本舞踊体験教室の子どもたち11人との童謡メロディーに始まり、瑞唄、民謡、常磐津5曲、花柳雅鶴さんの長唄『秋の色種』で最後を飾った。
曲間に数回の衣装替えがあり、着物の上に前掛けのように豪華な金色の飾りをかけ、帯をオーガンジーのような白いぬでふんわりと包ん衣装から、あでやかな紫の着物と帯への早変わりもあり、踊りと同時に衣装でもみせた。
童謡メロディーでは、しっとりとした『雨降りお月さん』で始まり、『花ばたけ』、『証城寺(しょうじょうじ)の狸(たぬき)ばやし』と続いた。
舞台の背景にはスポットライトで描く満月が浮かんだ。紅をさし、色鮮やかな着物を着た4歳から中学1年生の子どもたちは、ユーモラスな振り付けで踊りながら登場した。
客席からは笑い声と拍手、「かわい〜ね〜」の声もあがり、一気に会場全体が和み、日常では遠い存在の日本舞踊と身近に、肩の力を抜いて接していた。
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