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[NUM総合講座リポート・11/17]大谷勝彦(株)大谷代表取締役(2005.12.1)
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平成17年11月17日
テーマ:「誰だって夢を持ち続ければ勝てるんだ」
講師:株式会社 大谷 代表取締役 大谷 勝彦
新潟経営大学 3年 横山 勇作
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新潟経営大学3年横山勇作さん
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第9回目の総合講座は、(株)大谷・代表取締役の大谷勝彦様でした。
今回の講演は、「誰だって夢を持ち続ければ勝てるんだ」という講演で、この言葉は元ボクシングヘビー級チャンピオンのジョージ・フォアマンが45歳でチャンピオンに返り咲いたときのヒーローインタビューの言葉だそうです。
まず、トップ企業になるまでの話をしてくださり、情報はとても大事と言っていた。「10年で新潟県のトップになる」と大きい志を持って開業をする。そのためには、営業の強い同業者と真っ向からぶつかっては、勝つことができない。そこに勝つために、物事を真剣に考えると、見えてくるものがある。
小さな町で多店化しても本当に成り立たないのか?と考えた。靴屋は実際に1区間に1店舗を出し成功をしている。なら、判子屋もいけるのではないかと考えを持ち多店化をしてみる。するとその考えは見事に当たり、今では県内のトップになっている。
成功をするためには、具体的な目標を持つことが大事になる。目標を達成するためには他の店の動向が重要なのでは無く、自分が今年はどうするのか来年はどうするのかという先のことを考えなければいけない。相手の力が強いからあきらめるのでは無く、目標に向かって努力をすることはトップになる企業に共通することだと思った。
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玉川基行(株)玉川堂代表取締役
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次に、一人前の経営者になるためには、金の苦労、病気の苦労、女の苦労をしなければいけない。お金の話では、企業に銀行がお金を貸さない場合は、銀行の身になって考えてみると分かる。銀行は、人のお金を預かっているのだから返ってくるかが分からないような企業には貸すことができない。これは、相手の身になって考えてみることが大切ということになる。病気の話では、自分の子供が病気や事故にあった時には、誰もが子供の無事を祈る。その時になると、自分が病気や事故になった時に親も同じように祈ったのではないかと気付く事になる。自分が親になってみると親ほどありがたいものは無いと思うことになる。女の苦労の話では、会社員時代にいい家庭を築くことが大切になる。家庭を築くことがいい人生を送るために必要になる。これらの苦労をすることが、人間を大きくしてくれる。
最後に、京セラの社長の稲盛和夫様の考え方を紹介していただいた。物事を考えるときにプラスに考えるか、マイナスに考えるかで人生は大きく変わってしまう。マイナスにしか考えなければマイナスの結果しか出てこない。プラスのことを考えると心が明るく、前向きになり人生はよくなる。「感謝します」や「ありがとう」の言葉をどんなときも忘れないことが大切になる。(株)大谷ではニコニコ手帳というものがあり、他の社員に良い所を書いてもらい誕生日に貰うというイベントがある。人は欠点を指摘されても育つことは無い。それは、社員も子供も同じことで、良いことを言ってもらえば人は伸びる。
この講演を聞いて夢を持ち続ける事、苦労するということは自分が成長をするためには必要である事、そしてプラス思考でいることの大切さを学びました。誰でも夢を持つことはできるから、それを叶えるための方法を教えてもらった気がします。
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