光明山へキノコ採りの燕市の男性が遭難、通報から5時間後に無事救助(2005.12.3)

3日午後、三条市笠堀、光明山にキノコ採りに行った燕市の男性が遭難したが、沢に転落しているのが見つかり、通報から5時間後に救助された。

午前10時半ころ、燕市長所、会社役員山崎福信さん(56)が新潟市に住む親類の男性Aさん(54)と2人で光明山へキノコ採りに入った。

2人は正午ころ、別々にわかれて下山し、Aさんは午後3ころに登山口に戻って山崎さんを待ったが、山崎さんがいっこうに下りてこないため、遭難したのではと4時47分に110番通報した。

すでに日が暮れていたため、三条署と三条市消防本部は翌4日朝から捜索を行うことにし、準備を始めた。一方で山崎さんの家族や親類が捜索に山へ入り、沢の斜面に山崎さんがいるのを発見し、三条署へ連絡した。

山崎さんが見つかったのは、登山口から500メートルほどのことろこで、登山道から沢の方へ約20メートル、滑り落ちたらしい。連絡を受けて三条市消防本部のレスキュー隊が出動し、午後9時45分ころレスキュー隊が救助した。

この日は初雪も降る厳しい寒さで、午後8時の気温は4.2度（三条市消防本部）。山崎さんにけがはなかったようだが、疲労で歩けなくなっていたため、三条市内の病院に運ばれた。