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三条市で初めて冬の交通安全指導所を設置、松ノ木町で訪問指導も(2005.12.13)
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11月12日から12月31日までの「交通事故抑止50日作戦」と11日から20日までの「冬の交通事故防止運動」の一環で三条市は、13日午後2時から三条市総合福祉センターに交通安全指導所を開設し、通行車両250台にシートベルト着用の徹底など交通事故防止を呼びかけた。
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13日、三条市総合福祉センターに開設された交通安全指導所
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これまで旧三条市は、夏の事故防止運動で指導所を開設してきたが、ことしは「交通事故抑止50日作戦」を行っていることから、初めて冬期間に指導所を開設した。
三条市、三条署、三条地区交通安全協会から合わせて21人が参加。加藤紋次郎三条地区交通安全協会会長はあいさつで、管内では11月末に連続2件の死亡交通事故があり、ことしの交通事故による死者は昨年1年間と同じ5人になったことを紹介し、残された半月の死者がゼロになるよう協力を求め、「寒いなかですが、一生懸命、皆さんで熱のあるところを市民の皆さんに知らせていただきたい」と参加者を激励した。
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ドライバーに渡したちらしやティッシュ
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交通安全指導は、主要地方道長岡・見附・三条線を見附方向から三条市街地方向に走る車を総合福祉センターの駐車場に誘導。ドライバーに安全運転を呼びかけ、交通事故防止のちらしや啓発用のティッシュ、あめを手渡した。
指導員に「困りますね〜」と言われ、慌てて「すいませ〜ん」とシートベルトを閉める人も。取り締りでないとわかると、寒風のなかで指導する人たちに「ご苦労さまです」と声をかけていくドライバーもいた。
午後2時の気温は0.7度(三条市消防本部観測)。立っているだけで顔や耳が痛くなるほどの寒さのなか、参加者は1時間ほどかけて250台に指導。このあとも松ノ木町を中心にした180世帯に訪問指導し、反射材とちらしを配布して各戸に交通安全を呼びかけた。
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