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大荒れだった22日、三条市内33小中学校すべてで終業式(2005.12.22)
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三条市内の33小中学校すべては22日、2学期の終業式を行った。県内各地で大規模な停電が発生する大荒れの天気に見舞われ、停電で照明が消えたり、暖房がつかなかったりするなかでの終業式となる学校も多かった。
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22日行われた三条市立須頃小学校の2学期の終業式
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冬休みは12月25日から来年1月7日までの14日間だが、ことしは12月23日が「天皇誕生日」、24日の土曜休みにあたり、2日早く冬休みに突入。本来、3学期の始業式となる1月8日は日曜、続く9日は「成人の日」で、始業式は2日遅い10日となり、実質は4日も長い子どもたちにとっては“ベスト”な冬休みとなった。
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自身の10年日記を見せて児童に話す木村校長
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須頃小学校(木村民子校長・児童124人)は午前10時から終業式を行った。体育館はアスベスト除去工事で11月14日から使用禁止になっており、寒いこともあり、昨年に続いて暖房設備のある2003年に増築された多目的ホール、通称「須頃っ子ホール」で行った。
木村校長は、「きょうは2学期最後の日なのに、一番天気が悪くてみんながどうやって登校してくるか心配していました」とあいさつ。自身は続けている10年日記を毎年、大みそかに見返していることを話し、児童にも、「皆さんも冬休み中にことしを振り返って、来年どんな年にしようか考えてください。そして、新年を元気な顔を見せてください」と求めた。
終業式の間、瞬間的な停電を何度となく繰り返し、そのたびに天井の蛍光灯が瞬き、児童は目を丸くして顔を見合わせていた。
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