|
クリスマスイブイブに三条市・繁華街そばのガス店で火災、消防職員の早期発見でぼやに食い止める(2005.12.24)
|
|
|
23日深夜、三条市本町1地内のガスサービス店の店舗兼倉庫で火事があり、たまたま非番の三条市消防本部職員が発見、119番通報して柱1本を焦がしただけのぼやに食い止めた。
|
23日深夜、ぼやのあった三条市本町1地内のガス店
|
午後11時10分ころ、中央商店街の大通りに面した北陸ガス本町サービス店=管理者・小湊賢司さん(66)=で出火。1階が店舗、2階が倉庫の木造瓦ぶき2階建てで、火元は2階倉庫部分で、柱1本、約1メートルを焦がし、午後11時52分に火は消えた。
|
2階外壁のトタンをはがして消火作業
|
同店は夕方まで営業していたようだが、出火当時は留守だった。たまたま同店前を通りかかった非番の三条市消防本部職員が火災を発見、2階が燃えているようだと119番通報し、ポンプ車4台が放水して消し止めた。
火災の消火活動で本領を発揮する消防職員が、早期の“発見”で思わぬお手柄となった。
同店は両隣の店舗との間が数10センチと密接している。現場からほど近い繁華街は、忘年会シーズンの3連休初日とあって深夜でも人出が多く、消防車のサイレンを聞いて集まった人たちは、発見が早くて大火に至らなかったことに胸をなでおろしていた。
出火原因や消失面積などは調査中だが、三条署では出火原因のひとつに電気関係も視野に入れて調べている。
|