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7・13水害仮設住宅から移植した「きらきら保育園」のモミの木にデコレーションやイルミネーション (2006.12.5)
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三条市北新保2、社会福祉法人長久福祉会「きらきら保育園」(遠藤登貴子園長)では5日、7・13水害の仮設住宅の敷地から移植したモミの木をクリスマスのデコレーションやイルミネーションで飾った。
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デコレーションやイルミネーションで飾ったきらきら保育園のモミの木
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モミの木は、(社)燕三条青年会議所が一昨年冬、クリスマスツリーとして市内6カ所にあった仮設住宅の敷地に植栽し、イルミネーションなどで飾って被災者を元気づけたもの。ことし8月、仮設住宅が取り壊されることになったため、同青年会議所が公募で希望者にモミの木と電飾をプレゼントしたうちの1本。
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モミの木の前で記念撮影する園児
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7・13水害では大きな被害を受けた同保育園では、「大勢の人たちの思いや支援を忘れないように。平和のシンボルになれば」とモミの木を敷地内に植え、7月の夕涼み会でイルミネーションを飾って園児や保護者にお披露目した。
クリスマスが近づくなか、5日は午後の晴れ間に2人の男性保育士が中心となって飾り付けを行い、高さ4メートルほどの木に、赤や青の星やベルなどのかたちをした飾りをつるし、イルミネーションを設置、点灯した。
夕方になって退園する園児は、飾りの付いたモミの木を見つけるとさっそく駆け寄り、大きなクリスマスツリーを見上げたり、飾りにさわったりと大はしゃぎだった。
「ママ、携帯で写真撮って〜」と記念写真をねだる子も。モミの木のクリスマスツリーは、場所は変わったもののことしも市民に元気を贈ってくれている。同保育園では、クリスマスまでイルミネーションを点灯させる。
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