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中小企業大学校が運営会議で来年度基本方針、研修計画を協議(2006.12.5)
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三条市上野原、中小企業大学校三条校(島村博幸校長)は4日、中小企業大学校運営会議を開き、来年度の基本方針や研修計画案を協議した。
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4日開かれた中小企業大学校三条校の運営会議
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委員は同校校長が委嘱した三条校エリアの新潟、長野の2県の学識経験者や行政機関、中小企業関係団体、受講企業の17人。新年度の運営方針を検討するために毎年、会議を開いており、この日は委員15人とオブザーバーとして参加した関東経済産業局経営支援課長、事務局5人の計21人が出席した。
同大学校を運営する独立行政法人中小基盤整備機構関東支部の野村秀貴副支部長はあいさつで、独立行政法人化3年目の節目の総点検の時期とし、三条校にしかできない授業、三条から全国に発進していくような授業を展開したいと述べ、率直な意見を求めた。
平成19年度の研修事業基本方針案と研修計画案、平成18年度研修実施状況を事務局が説明。40のコースを示した研修計画案では、今年度に続き三条校の特色として女性の経営者や経営リーダーを支援する2コース実施、定員30人のところ昨年度は67人の応募があった「若手工場スタッフの現場改善入門」は回数を増やして2回開催することなどを説明した。
11月20日現在の受講者数は、昨年同日より33人少ない978人。内訳は、新潟県776人、長野県146人、それ以外56人。県内の市町村別では、多い方から新潟市193人、三条市86人、燕市83人、長岡市68人、小千谷市54人、上越市46人、ほか。
質疑では、三条市の委員から、地元企業は少人数が多く研修を受けたいと思っても日中はむずかしいことから夜間のコースを設けてもらえないか。長野県の委員からは中企大を身近に感じるためにも校外研修を増やしてほしいなどの要望もあった。
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