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ことし2回目の有害ごみの一部の無料収集の収集量は前回より大幅増(2006.12.7)
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三条市はこのほど、11月に行った有害ごみの蛍光灯、水銀灯、乾電池の一部の無料収集の実績をまとめ、収集量は前回5月より大幅に増加した。
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回収した使い古しの蛍光灯
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ふだんは燃えないごみの日に有料の市指定ごみ袋に入れて出してもらい、清掃センターで人出によって分別している有害ごみの一部を、平成17年度から年2回、無料の有害ごみ収集日を定めて、収集している。
平成17年度までは燃えないごみとして収集した有害ごみも、ほかのごみと一緒に破砕し、埋め立てる処理を行っていたが、有害ごみ専門の処理施設があることがわかり、17年度から県外の同施設に持ち込んでいる。
今年度は、5月と11月に有害ごみ収集日を設け、11月は24、25、27日の3日間に分けて無料収集を行い、市全体で蛍光管860キロ、乾電池1,510キロを収集。前回5月の蛍光管490キロ、乾電池960キロからそれぞれ1.75倍、1.57倍の大幅増となった。
地区別では栄、下田地区は前回並みか逆に減少したが、増えたのは三条地区。蛍光管は前回の260キロから630キロへ、乾電池は同じく530キロから1,160キロへと、それぞれ2倍を超える大幅増となった。
年末を控えた時期的な要因もありそうだが、担当の生活環境課では、有害ごみ収集日は全戸配布の三条市ごみカレンダーに掲載しているものの、今回は市の広報紙に掲載したことも大幅増につながったとみている。
無料の有害ごみ収集日は、手作業で行う分別の手間の削減と市民の負担の軽減にもなることから、来年度も引き続き行う考え。来年度の収集回数などは今後、検討するが、予算的に簡単に回数は増やせないため、より多く出してもらえるよう市民への周知を一層図っていく対応になりそうだ。
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