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県電気工事工業組合三条支部青年部会が三条市内老人世帯で漏電検査や照明器具清掃のボランティア (2006.12.9)
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新潟県電気工事工業組合三条支部青年部会(楠貞雄会長・21会員)は9日、ボランティア活動の一環で三条市内の老人世帯10世帯を訪問し、漏電検査や照明器具の点検、清掃を行った。
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三条市本条地区の老人世帯で漏電検査や照明器具の点検、清掃のボランティアを行う新潟県電気工事工業組合三条支部青年部会
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同支部は三条、加茂、田上の県電気工事工業組合加盟電気工事業者でつくり、青年部会は45歳以下で構成。勉強会や研修会のほかに十数年前から毎年、老人施設や福祉施設で照明器具の点検、清掃するボランティアを行っている。
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照明器具は外へ運び出して清掃
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今回は施設ではなく、一昨年の7・13水害で被害を受けた三条市の本成寺地区を対象に初めて老人世帯を訪問することに。民生委員を通じてボランティアを希望する老人世帯を募り、希望した10世帯を訪問した。
午前8時50分に会員16人と民生委員5人が本成寺公民館に集合。民生委員1人ずつと会員が5班に分かれて2世帯ずつを訪問し、漏電検査、照明器具の点検や清掃、電球の交換、電気の使用に関するアドバイスを行った
諏訪地内の80歳代の夫婦の世帯では、脚立に上って部屋、廊下、風呂場と照明器具を次々と取り外し、屋外でほこりを払って清掃、点検し、古い電球は新品に交換。なかなか手が回らないトイレの換気扇まで掃除し、お年寄りにはうれしい一足早い大掃除でもあった。
夫婦は「水害の時は6尺も水につかったて」と、2階で生活した当時を振り返り、上にある照明器具は無事だったが、点検してもらったのでさらに安心できると、会員の作業にしきりに感謝していた。
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