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下田地区の八木ヶ鼻龍神会がしめ縄を製作、八木神社に奉納 (2006.12.11)
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三条市下田地区の八木前と院内の青年を中心につくる八木ヶ鼻龍神会(内藤一弘会長・33人)は10日、八木神社=石沢功宮司・三条市北五百川=の鳥居を飾る長さ4メートル余りの大しめ縄を製作、奉納した。
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八木ヶ鼻龍神会が八木神社に奉納するしめ縄を製作
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平成10年に旧下田村で夏まつり「雨生(まごい)の大蛇祭」が始まったのに伴って発足。当時から将来は地元の八木神社に自分たちの手で作ったしめ縄を奉納しようと、近くの長野地区にしめ縄づくりを習いに行った。
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八木ヶ鼻を左に見てできあがったばかりのしめ縄をかつぎ、八木神社へ運ぶ
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八木神社の鳥居にしめ縄を下げて完成
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4年前にもしめ縄を奉納しているが、昨年初めて会員が製作、奉納したのに続いて、ことしもとなったもので、午後1時に神社近くの集会所でしめ縄づくりを行った。
会員12人が参加し、長野地区の70歳代男性4人が指導。ことし収穫したワラを束ねて約7ミリの太さの荒縄で巻き、さらにワラを足しながら巻いていく作業を続け、太いところで直径30センチほどの大縄を3本作った。その3本の大縄をよって、長さ4.2メートル、重さ130キロを超える大しめ縄が完成した。
ワラを締め上げるときにもかなりの力が必要で、額にうっすらと汗を浮かべる人も。また、会員の中には慣れない作業に手の平の皮がむけてしまう人もいた。また、3本の縄をよるときに縄を持ち上げた会員は「うわ、おもて(重たい)」と、その重量に驚いていた。
3時間余りかけて作った大しめ縄は、みぞれの降るなか、4人で担いで八木神社へ。石沢宮司にお祓いしてもらったあと、境内入り口の赤い鳥居に取り付け、会員も古老も「よー、できたのう」、「ばか、いいあんだ」と満足していた。
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