|
燕市12月定例会が開会、初っぱなの一般質問で三条市長の合併発言を取りあげる (2006.12.11)
|
|
|
10月の改選後初めての燕市議会12月定例会が開会した11日、小林清市長は一般質問で本多了一市議の三条市長の燕市との合併発言についての質問に対して「今は、お互いのまちづくりの基盤整備をすることが大事」との見解を示した。
|
11日開会した燕市議会12月定例会
|
会期は11日から25日までの15日間。11日から14日までの4日間に20人の市議が一般質問を行う。初日11日は議案の上程や委員会負託などを行ったあと、本多市議から一般質問をスタートした。
本多市議は、国定三条市長が燕市との合併を推進をする発言をしていることに関連して質問。三条市長の発言は、旧燕市の住民投票で三条市との合併の反対が多数だったために今の燕市が発足した経緯を無視した役人的発想ではないかとして、小林市長の見解を求めた。
|
答弁する小林市長
|
小林市長は、合併ついて「まだ三条市長さんより正式なお話はいただいておりません」と述べ、先の三条市長選で国定市長が燕市との合併を進めると発言したのは、政策目標として訴えたものと理解しているとした。
一方で、広域的な視点で連携、調整して行政を進める必要性も説きながら、旧燕市が県央東部(旧三条、栄、下田、田上)との合併に至らなかった経緯は本田市議の質問に賛同。さらに、三条市とは県央地域の産業立市として共存共栄し、県央地域に救命救急センター開設するための協議や、新幹線駅と高速道路インタを共有する都市として、さらなる発展を期していきたいとした。
国定市長の燕市との合併に関する発言には、これまでも不快感を示す燕市議が多かった。三条市では国定市長の発言については、とくに取りざたされることはなく、燕、三条両市議会の国定市長発言に対する受け止め方には大きな隔たりがあることが、この日の質問で鮮明になった。
この日は、本多市議に続いて、浅野金六、塙豊、中條征男市議の4人が一般質問を行った。翌12日からの質問者は次の通り。敬称略。
【12日】大原伊一、斉藤廣吉、山崎雅男、金子正子、白倉賢一
【13日】土田昇、中島清一、平原一吉、渡辺正明、斉藤紀美江、中山眞二
【14日】中島義和、大岩勉、阿部健二、長井由喜雄、タナカ・キン
関連リンク
|