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三条市月岡小学校区ふれあい教室「つくしっ子クラブ」がもちつき大会(2006.12.16)
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三条市立月岡小学校区のふれあい教室「つくしっ子クラブ」は16日、もちつき大会を開き、児童と地域のボランティアスタッフなど約160人が参加して、うすときねの昔ながらのもつつきで、一早い正月気分を味わった。
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16日、行われた三条市立月岡小学校区のふれあい教室「つくしっ子クラブ」のもちつき大会
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ふれあい教室は、三条市教育委員会が昨年度から取り組む「地域子どもふれあい教室推進事業」の一環。子どもの安全な居場所づくりと地域の人材を活用した活動を目的に、放課後や休日の小学校を安全な遊び場に、地域のおとながボランティアスタッフとなって子どもたちとふれあいながら見守る。
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きねにくっついたもちをつまみ食いしてVサインの児童
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月岡小学校区の「つくしっ子クラブ」は、三条市で初めてのふれあい教室で、地域の40人余りが運営スタッフとなってことし1月に発足し、水曜の放課後と土曜の午前の週2回、開いている。
月岡小学校のすべての児童351人はだれでも、ボランティアスタッフと一緒に学校で宿題をしたり、遊んだりして自由に過ごすことができる。
この日のもちつき大会は、スペシャル行事。児童約130人とボランティアスタッフ30人、見学の国定勇人三条市長一家も加わって約160人が参加。もち米約23キロ、きねとうすを2組、とん汁の材料など、すべてボランティアスタッフで用意し、モチをついた。
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見学の国定市長もお手伝い
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きねを振る主役は還暦を過ぎたスタッフ。「代わりましょうか?」と気遣う30代のスタッフに「大丈夫」と、文字通り「昔取ったきねづか」の力強いもちつきの腕前を披露した。
もちつきを手伝う児童は「すげ〜!」と驚きの声を上げながらも、ちゃっかりと、きねにくっついたもちをつまみ食いして「おいし〜い!」。児童ももちつきに挑戦して腹をすかせたらあとは食べるだけだ。
つき上がったもちは、きな粉やあんこをつけてもらってとん汁とともに味わい、「全部うめ〜。感動した!」と平らげては、おかわりの列に並んでいた。
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