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河川改修で移転、新築し、県内3番目のオープンスペース交番に生まれ変わった五ノ町交番 (2006.12.18)
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三条署は18日午前10時半から同署で五ノ町交番=三条市本町6=の竣工式を行い、五十嵐川の河川改修に伴って移転、新築した五ノ町交番の完成を祝うとともに、県内3番目の24時間開放したオープンスペース交番として生まれ変わった新施設を披露した。
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新築、移転し、県内3番目のオープンスペース交番となったた五ノ町交番
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五ノ町交番は、昭和16年(1941)に嵐川橋北詰の旧交番所在地に五ノ町派出所として設立。昭和48年に老朽化で鉄筋2階建ての建物に新築、平成4年には派出所から今の「五ノ町交番」へ改称した。
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五ノ町交番の内部
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一昨年の7・13水害に伴う五十嵐川改修工事で移転対象となったために移転、新築を進めてきたもので、新交番は旧交番から200メートルほど北、同じ本町6地内の都市計画道路沿いに三条市の土地を借りて建設した。
敷地は181.9平方メートル、建物は鉄骨造り1部2階建て延べ床面積は旧交番の2倍の広さの約118平方メートル。18年7月25日着工、12月11日に完成し、15日に旧交番から引っ越して3代目五ノ町交番での業務を開始した。
県内では上越、柏崎署管内に続いて3カ所目のオープンスペース交番。24時間、鍵の開いているオープンスペース交番で、警察官がパトロールなどに出掛ける不在のときでも交番に入って警察官の帰りを待つことができる。
また、受話器を取るだけで三条署とつながるホットラインの電話を設置。従来の交番は、警察官が不在になるときは鍵をかけ、不在時の緊急対応は屋外に設置したホットラインで連絡してもらっている。
外装は交番そばの八幡宮を意識した和風デザインで、1階は鳥居を思わせる赤茶色で、柱やはりを演出した木材がアクセントになって、一見しただけでは鉄骨造には見えず、和風建築に見える。
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三条署で行った竣工式
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旧交番にはなかった来訪者のプライバシーを守る相談室や、車2台分の外来者駐車場、女性警察官の当直室も備えた。
竣工式には猪股署長はじめ、市関係者、同交番の管轄する自治会長など30人余りが出席。五ノ町交番の竣工経緯の説明や勤務職員6人の紹介のあと、新五ノ町交番に移動して施設を見学した。
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