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年の瀬を迎えて盛況の三条鍛冶道場の包丁研ぎ体験教室 (2006.12.22)
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年の瀬を迎えて正月料理をは切れ味のいい包丁でと、三条鍛冶道場(坂井源一館長)の包丁研ぎ体験教室は、家庭の包丁を持ち込んで参加する市民が増え、盛況だ。
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年の瀬を迎えて盛況の三条鍛冶道場の包丁研ぎ教室
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同道場が昨年4月にオープンして以来、休館日の月曜を除く毎日、包丁研ぎ体験教室を開いている。持参した包丁を指導者手ほどきを受けて自分で研ぐもので、参加費は本来、1回300円のところ、しばらくはPRのために無料にしている。
何種類もの砥石(といし)をはじめ、必要な材料がそろっていて、切れ味の落ちた包丁が20分ていどで新品同様によみがえる。
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包丁を研ぎ終えて大満足の参加者
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今年度の教室利用者は、オープン時を下回っていたが、12月中旬からは正月前にと参加が増え、参加者が20人を超える日もある。昨年12月は1カ月間で65人が参加したが、今月は21日ですでにその2倍以上が参加している。
21日に参加した三条市入蔵、佐野カズさん(74)は、ぴかぴかになった包丁に「良かったー。雑煮を作るのにダイコンやニンジンを短冊にいっぱい切るんですて。包丁が切れないとね」。
自身の勉強にと友人から借りた包丁も含めて計6本を研いだ燕市吉田幸町、小林茂さん(74)は、我流で研いでいたが、刃のつけ方などプロのこつを教わり、「いや〜楽しかった、勉強になりました」と指導者に礼を言っていた。
同道場は年内は28日まで開館、新年は4日から。包丁研ぎ体験教室は午前9時から午後3時半までで、申し込みの必要はなく、参加したい人は直接、包丁を持参して出向く。会場にストーブがあるが、冬場は寒いので厚着した方がいい。問い合わせは同道場(電話:0256-34-8080)へ。
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