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三条市農業体験交流センターで13人が参加してミニ門松づくり体験講座 (2006.12.24)
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三条市農業体験交流センター「サンファーム三条」は23日、同センターでミニ門松づくり体験講座を開き、30歳代から年配の市民13人がそれぞれの家の正月を飾る門松づくりに挑戦した。
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23日、三条市農業体験交流センター「サンファーム三条」で行われたミニ門松づくり体験講座、写真右が講師の山倉さん
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年末恒例の講座で、ことしも十数年前から趣味で門松を作っている三条市月岡、農業山倉昭一さん(77)を講師に手ほどきを受けた。
粉ミルクの空き缶にわらを巻き、縄を男結びにすることから始めた。約60センチの青タケの上にする方をのこぎりで斜めに切って長さを調整し、3本をまとめてしばって缶に立て、ナンテン、マツ、ユズリハを飾って完成。山倉さんの手元をのぞき込んだり、見本を参考にしたりして作業に熱中し、1時間半前後でそれぞれの門松を完成させた。
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飾り付けは女性の方が得意?
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「花なんか、生けたことねっけね〜」と、赤い実のついたナンテンの挿す角度の調整に思案顔だった年配の男性も、立派な門松に満足。さっそく、「もう1個作りたいけれど青タケはどこで売ってますか」と質問し、山倉さんは保内の緑花木センターの冬囲い用のタケを紹介していた。
結び目がほどることがない男結びが難しかったと言う三条市桜木町、井上幸治さん(60)。一昨年の水害で住宅が被害を受けたが、だいぶ落ち着いた。できあがった門松は玄関に飾り、良い年を迎えたいと話していた。
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