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男子茶遊会がパルム2に冬の茶室の雰囲気を再現して市民呈茶席 (2006.12.17)
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三条市を中心に茶道をたしなむ男性だけでつくる男子茶遊会(山本和俊会長・10人)は17日、三条市・パルム2で第26回市民呈茶席を開き、来場した150人余りが、年の瀬の忙しさをひととき忘れさせる茶席で過ごした。
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17日、パルムで2で開かれた男子茶遊会の第26回呈茶席
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毎回、男ならではのアイデアも来場者を楽しませる呈茶席で、今回のテーマは「灯り」。フロアに石を敷き、会員手づくりの垣根の前にタケや枯れかかったササを生けて冬の雰囲気を演出。さらに、露路(ろじ)あんどん風に青竹の中にろうそくの火をともし、無機質な商業ビルのフロアが、ほのかな明かりに照らし出された冬の茶室の庭に変身した。
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会員から道具組の説明を受ける来場者
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午前中を中心に大勢の客が訪れ、「楽しい茶席があると聞いて」と、遠くは上越市から訪れた人も。会員が徹夜で打った一足早い年越しそば待合いで味わってから茶室に入り、男性ならではの趣向や男の点前を楽しんだ。
気軽に茶を楽しむ場として年4回、三条市丸井今井邸で開いているが、丸井今井邸が火災の被害で工事中のため、前回に9月に続いてパルム2を会場にしたが、それも今回で最後。年内に工事が終わるので次回、来年3月の呈茶席は再び丸井今井邸に戻して開き、続く6月は諸橋轍次記念館を会場にする計画だ。
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