三条郵便局が元旦出発式を行って120万通余りの年賀状配達をスタート(2006.1.1)

三条郵便局（神野義貴局長）は、1日午前8時から同局で平成18年元旦出発式を行い、職員やアルバイト約100人が年賀状の配達に出発した。

1日行われた三条郵便局の元旦出発式で、三条市内へ年賀状配達に出発するアルバイト

元日に三条郵便局から市内へ配達する年賀状は、昨年より4.7%、6万0139通少ない、121万8223通で、市民1人当たり平均15通、1世帯あたり45通となる。

式辞を述べる神野三条郵便局長

出発式には、高橋一夫三条市長など来賓と配達の学生アルバイトや職員約70人が出席、「明けましておめでとうございます」の新年のあいさつで開式した。

式辞で神野局長は、昨年は、19年10月1日に日本郵政公社の民営分社化が決まり、合併で生まれた新三条市で初めての年賀状配達となることを話し、「書かれた方の新年への夢や希望が込められている大切な年賀状は、迅速、ていねい、確実に受取人様にお届けすることが、わたしたちの最大の使命です」と、心を込めた元気なあいさつで新年の便りを届けてほしいと述べた。

薄雲から太陽がのぞく今の時期としては好天に恵まれたが、午前8時の気温は－1.8度（三条市消防本部観測）の厳しい冷え込み。青いヤッケの上下を着た高校生アルバイトは地図と年賀状を自転車に載せ、職員はバイクや軽自動車に乗り、「出発！」の合図で一斉に元朝の三条市内へ年賀状の配達に飛び出した。