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仕事始めの4日は大荒れ、三条市の積雪は今冬最高35センチ(2006.1.4)
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県央地域のほとんど企業で仕事始めだった4日、前夜から朝にかけて強い風雪で、三条市の積雪は12月18、19日の34センチを上回るこの冬最高の35センチを記録した。
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4日午前9時44分、三条市林町2地内
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三条市消防本部の午後1時までの毎正時の観測では、午前1時に31センチだった積雪は、午前9時に35センチに達した。
前夜からの北西の強い風は、瞬間最大風速18.4メートルを観測。雪雲から時折、青空がのぞくこともあったが気温は上がらず、最低の午前1時の−2.1度から正午の−0.3度まで午前8時の0.0度を除いて氷点下の厳しい冷え込みが続いた。午後1時の気温は0.9度だった。
三条市内では朝のうち、道路が凍結したところもあった。ただ、まだ正月休みの会社や、午後から新年会だけの会社もあって交通量が少なかったのか、ノロノロ運転による渋滞は意外に少なかったが、会社の除雪が仕事始めのところも多かった。
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燕市・南5丁目付近の倒れかかった並木
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三条市は今冬は12月に1回、全市一斉除雪を行っているが、この日は郊外を中心に7、8割の委託業者が出動して除雪作業を行った。
また、燕市では、4日までに積雪33センチ(燕市消防本部観測)に達し、この冬3回目の全市一斉除雪を行った。瞬間最大風速は午前4時40分に24.7メートルを記録し、この風や雪が原因かは明かではないが、中央橋近くの南5丁目地内で街路樹が倒れかかっているところもあった。
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