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燕市消防本部、燕市の合併を前に最後の出初め式(2006.1.6)
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燕市消防本部(濱田輝夫消防長)は6日、恒例の出初め式を行った。3月20日の燕、吉田、分水の3市町合併に伴って消防業務は新たに一部事務組合の運営となるため、同本部としては最後の出初め式となった。
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6日行われた燕市消防本部の出初め式、中ノ口川に向かって一斉放水訓練
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本部職員や燕市消防団の幹部ら約70人が参加。時折、雪が降る氷点下の気温のなか、午後2時から同本部で統監の高橋甚一燕市長と浜田消防長が訓示を行ったあと、燕橋下手の秋葉町堤防へ移動して中ノ口川に向かって一斉放水訓練。
さらに消防車両10台が目抜き通りで防火パレードのあと、幹部職員らは燕戸隠神社で一年の無災害祈願を行った。
訓示で高橋市長は、合併後の救急、消防体制に3市町の連携、協力を求めるとともに、昨年1年間の管内の火災や救急出動状況を話した。
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目抜き通りで市中パレード
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火災は、前年より3件少ない12件で、昭和28年に同本部設置以来、最少。逆に救急出動は前年より20件増の1,402件で昭和39年に救急出動体制ができて以来、最多だった。
新燕市の消防業務は、衛生業務と統合し、弥彦村と1市1村で構成する一部事務組合、燕・弥彦総合事務組合が運営し、吉田町地内の新潟県西部広域事務組合内に事務所を置き、消防の名称は「燕・弥彦事務組合消防本部」となる。
燕市では、新潟県中央衛生センターを構成する吉田町、分水町、弥彦村、西部広域事務組合を構成する同3市町村とともに調整を進めている。合併後の出初め式の実施などは、一部事務組合発足後に調整する。
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