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三条市、2月から中高齢者向けに個別プログラムやITを取り入れた「40歳からの運動教室」開催(2006.1.12)
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三条市は、中高齢者向けの健康増進事業に個別プログラムやITの活用を取り入れたe-wellnessシステムを導入し、2月から「40歳からの運動教室」を開くので、参加者を募集している。
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40歳からの運動教室のちらしにある個別運動プログラムの図説
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e-wellnessシステムは、筑波大学のベンチャー企業、(株)つくばウエルネスリサーチが開発、推進する。参加者一人ひとりの身体的特性、能力に応じた個別プログラムでウォーキングや負担の小さい筋力トレーニング、持久力トレーニングを行い、運動効率を高める栄養補助食品プログラムも提供する。歩数計や体組成測定で運動の記録や体力をインターネット上で管理する。
参加対象は、40歳以上の市民で医師から運動を禁止されていない人。2月から3月まで、月曜と木曜の週2回、三条市総合福祉センターでエアロバイクを使ったトレーニングや、らくらく筋トレを行い、週3回は家庭でウォーキングやらくらく筋トレをする。
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ちらしを手に市健康推進課担当
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三条市総合福祉センターでの教室は、午後1時半から、2時半から、4時から、7時からの4コースあり、いずれも1時間半。定員は各コース30人で、申し込み時にコースを選択する。
三条市では、市教育委員会社会体育課が健康スポーツ教室を行っているが、保健分野で中高年を対象に行うのは初めて。同システムでは、医療費削減の効果も確認されており、全国で20以上の自治体が行い、近隣では見附市が実施している。
三条市でも医療費削減効果や、過去の実績から平均6.1歳の若返りという体力年齢の変化への奏功に期待。担当の市福祉保健部健康推進課では「生活習慣病予防や改善、寝たきり予防のための筋力のアップする運動を」と市民の参加を呼びかけている
参加費は月額2,500円で、ほかに歩数計とテキスト代5,500円とプログラムに応じてゴムバンドの購入が必要。申し込みは、簡単な健康チェックのついた申込書と1年以内に受けた健康診断の結果のコピー、定期的に薬を服用している人は、服薬処方説明書かお薬手帳のコピーも持参し、市健康推進課か栄保健センター、下田保健センターのいずれかに申し込む。
健康診断結果は、勤務先などで行ったものでもいい。申し込み締め切りは1月16日。問い合わせは市健康推進課(電話:0256-34-5511・内線248)へ。
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