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三条市よい歯の学校表彰式で優良校と努力校を5校ずつ、養護教諭2人を表彰(2006.1.12)
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三条市学校保健会(草野恒輔会長)と三条市歯科医師会(土田有宏会長)は、12日午後2時45分から三条市立第三中学校で平成17年度三条市よい歯の学校表彰式を行い、市内小中学校から優良校と努力校のそれぞれ5校と養護教諭2人を表彰した。
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12日行われた平成17年度三条市よい歯の学校表彰式
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合併後初めての表彰で、昨春、各校で行われた歯科検診の有病者率、処置率、歯科保健項目を点数化し、合計点で評価。先に努力校として県表彰を受けた旭小、栄中、月ヶ岡養護の3校を除く31校を対象に賞を決めた。
優良校に三条、上林、保内、大浦の4小学校と第二中、努力校に条南、大面、長沢、森町、荒沢の5小学校を決めた。また、教育点上位の学校から旭小の涌井理恵養護教諭と大面小の荒木美奈子養護教諭の2人を三条市歯科医師会表彰に決めた。
表彰式には、市内小中学校校長や養護教諭、三条市歯科医師会の土田会長と近藤鉄也審査委員長など約50人が出席し、土田会長から受賞校、被表彰者に表彰状や記念品を手渡した。
審査総評で近藤審査委員長は審査方法や現状を説明した。説明によると、平成16年度の12歳児の平均虫歯数は、全国平均1.91本に対し、新潟県の平均は1.14本で5年連続の全国1位。三条地区は1.50本、栄地区は1.87本、下田地区は2.92本で、三条地区の好成績は、旧三条市が平成10年度から各学校の養護教諭と衛生士がプログラムをつくる「はみがき教室」が功を奏したという見方を示した。
また、平均虫歯数の多い栄、下田地区に表彰を受けた学校が多いのは、平均虫歯数に処置済みの歯も含まれているためと説明。合併後は栄、下田地区でも「はみがき教室」に取り組んでおり、「虫歯にならない予防する指導を行っていただきたい」、「最低でも小中学校の間は虫歯が無いといった教育を」と求めていた。
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